未来志向経営者インタビューサイト「社長タイムズ」

【あなたのビジネスを守る税理士と弁護士の強力タッグ】

M税理士事務所では、一般的な税務業務を提供しています。
特に「これが強み」というわけではないのですが、なるべく職員に任せず、私自身が窓口になるように心掛けています。
ただ、やはりお客様が増えてくると対応が難しくなってくるのですが、それでもウェブを活用したり、地域の利便性を生かして、なるべくM税理士本人が直接対応できるようにしています。

またM税理士事務所は弁護士事務所を併設しているので、すぐに弁護士のアドバイスを受けることができるという点がストロングポイントになります。

【従業員が輝けば、会社は無敵になる！】

ビジョンとしては、まず関与先のお客様により寄り添い、お客様の経済的な豊かさを支えることが第一の目標です。
そしてそのためには、従業員の幸せも非常に重要だと考えています。
従業員が満足していないと良いサービスは提供できないので、従業員の働きやすさや幸せを実現することも大切にしています。

まず第一にコミュニケーションを大切にしています。
それはお客様とのコミュニケーションに限らず、従業員とのコミュニケーションも含まれます。
物事には必ず目的があるはずで、それを明確にしないと、意図した方向から逸れてしまったり、効率が悪くなったりします。
ですから、常にその目的を意識し、お客様の質問や依頼が何を意図しているのかをしっかりと理解し、それに応えるようにしています。

現在は、口頭での指導を中心にしています。
OJT（オン・ザ・ジョブ・トレーニング）を通じて実際の業務の中で伝えるようにしています。
ただ、それを文書化して目標として掲げることはしていないので、まだ浸透度合いは十分ではないかもしれません。
でも、感覚的には気持ちを伝えるという形で、従業員には理解してもらっていると思います。

【適正価格で築く、顧客との本物の信頼関係！】

創業当初、顧客を増やすことに注力するあまり、低価格での契約を多く結んでしまいました。
その結果、労働負担が増大し、利益率が低下するという悪循環に陥ったのです。
価格での競争に走ったことで、かえってサービスの質が損なわれそうになり、事務所全体が危機的な状況に直面しました。

しかし、この失敗から学んだのは、価格以上に提供する価値が重要だということでした。
お客様とのじっくりした話し合いを通じて、事務所が提供する本質的な価値を再評価し、適正な価格設定への見直しを進めました。
このプロセスを通じて、お客様との信頼関係が深まり、事務所全体の持続可能な成長を実現できました。

【組織強化が未来を創る！次のステージへ】

3年後の目標としては、組織化を進めることです。
専門分野ごとの部門を設け、人材を確保し、その上で業務を効率的に分担していきたいと考えています。
しかし、人材の確保が非常に難しい業界でもあるので、早く動かなければならないと感じています。
現在、合併や事務所の買収も視野に入れて具体的に動いています。

お客様が「担当の先生が変わったから」といって離れてしまうリスクもあります。
ですので、事前にしっかりとコミュニケーションを取り、会社のビジョンや価値観が一致しているかどうかを確認することが大切です。
また、従業員も大切な要素ですので、買収する際には従業員も含めて考慮し、彼らが安心して働ける環境を提供することも重要だと考えています。